COMIX 家族でできる7つの習慣

f:id:hiatus_day:20161004004034j:plain

 自己啓発本は、自分が読みたい・知りたいといった欲求がないと読んでも頭に入りません。

 23歳で入社したシステム開発の会社(倒産済み)ではスティーブン・R・コヴィの「7つの習慣」を読むことが義務ずけられており、そこから学んだことを報告書にまとめるという研修カリキュラムがありました。当時、小難しい本を読めせるだけの安易な研修に意味があるのかと懐疑的な私は代々受け継がれてきた先輩方の報告書を丁寧にパッチワークで繋ぎ合わせ、1ページも読んでいない本の報告書を提出したことがあります。今となってはいい思い出です。

 月日は流れて10年たっていま、あの「7つの習慣」に興味を持つようになるとは。人間、変わるものですね。ふと書店で本書を見たときに懐かしい記憶を思い出し、そろそろちゃんと読んでみるかと大人な向き合い方をしたわけです。そして、まずは読みやすいコミックス版である本書を手に取った次第です。

 アイドルを目指す娘とその家族のお話を「7つの習慣」で紐解いていく内容になっています。漫画としてはご都合主義がふんだんも盛り込まれているわけですが、「7つの習慣」を知らない人にとっては入門用として最適だと思います。ドラッガーの「マネジメント」の入門用としての「もしドラ」が存在するのと同じようなポジションです。

 そもそも7の習慣とされているのはどのような習慣なのかご参考まで。

第1の習慣:主体的である

第2の習慣:終わりを思い描くことから始める

第3の習慣:最優先事項を優先する

第4の習慣:Win-Winを考える

第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

第6の習慣:シナジーを創り出す

第7の習慣:刃を研ぐ 

  当たり前のことなんですけどね、書かれていることは。

 ようは、当たり前のことが習慣になっていないわけです。今の仕事は個人プレーで仕事をすることが多いので、他人との折衝やコミュニケーションが決して多くない環境です。他者との関わり合いを通して自己の置かれている立場や危機感を知るわけで、7つの習慣ができている人はこれらの習慣を必要とする現場で仕事をされているように思います。環境のせいにしていてはいけないのですが、仕事でアドレナリンが高まる瞬間がトラブルだけっていうのもなんだかなぁと思いながら一歩一歩、人生の階段を登っている今日この頃です。